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日本の出遅れた景気回復は依然として力強さに乏しく、下振れしやすい状態にあります。コロナ禍で増えた貯蓄や制限解除に支えられ、失われた消費は回復しつつあり、訪日外国人旅行者の復活により、サービス輸出と小売売上が増加しています。
一方で、世界経済は景気後退の淵に立たされ、モノの輸出と生産の足かせとなっています。直近の金融市場の混乱は、リスクを増加させています。これらの課題は、高いインフレ率と国債市場の歪みに取り組む日銀にとって、金融政策の舵取りをさらに困難にさせています。
このウェビナーでは、ムーディーズ・アナリティックスのシニアエコノミストのStefan Angrick（博士）が、こうした課題を日本経済がどのように切り抜けるかについて解説します。ぜひ奮ってご参加ください。
トピック：
- 日本の出遅れた回復への向かい風と追い風
- 日銀新総裁下における金融政策転換の可能性
- 2023年春闘の好調な結果を受けた賃金の伸び率の見通し
- 直近の金融市場の混乱の影響
- 中国経済の再開による機会
＊このウェビナーは、日本語で開催されますが、英語の同時通訳もご利用いただけます。
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SpeakersStefan Angrick ムーディーズ・アナリティックス シニアエコノミスト
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ムーディーズ・アナリティックスのシニア・エコノミスト。東京を拠点に日本を含む北東アジアの経済情勢とその動向をモニタリング。また、アジア太平洋地域と世界経済の動向にも注視。マクロ経済の実証分析、時系列計量経済学、機械学習。加えて、APACエコノミストチームの気候モデリングとシナリオ作成を主導。
ムーディーズ・アナリティックス・ジャパン入社以前は、オックスフォード・エコノミクス、アジア開発銀行研究所、フィンランド銀行、慶応大学などで経済研究に携わる。ケンブリッジ経済学誌やInternational Journal of Central Banking誌をはじめ、数々の国際経済誌に論文が掲載されている。ドイツのライプチヒ大学卒業。在学中、中国の上海交通大学へ留学。日本の政策研究大学院大学で博士号を取得。