日本経済は岐路に立たされています。何十年もデフレと闘ってきましたが、潮目が変わりつつあります。物価は上昇し、株価は史上最高値を更新しています。賃金の伸び率は改善し、日銀は利上げに踏み切っています。
ただし、万事順調というわけではありません。家計は逼迫し、個人消費は伸び悩み、投資は期待に反して遅れています。政治的な行き詰まりにより、日本は、将来の政策を導く明確なビジョンを失っています。
日本経済はようやく好転に向かうのでしょうか、それともまたもや期待外れに終わるのでしょうか。
このウェビナーでは、ムーディーズ・アナリティックスのシニアエコノミストのStefan Angrickと第一生命経済研究所の首席エコノミストで、日本を代表するエコノミストの一人である永濱 利廣氏が、日本経済の見通しについて解説します。ぜひ、奮ってご参加ください。
* このウェビナーは日本語で行われますが、英語の同時通訳をご用意しております。
トピック:
- インフレと賃金の上昇に期待すること
- 日本円の見通し
- インフレのダイナミクスの変化と円安の財政政策と金融政策への意味合い
- 日本経済の見通し
- 世界経済と地域経済の状況
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Speakers永濱 利廣 主席エコノミスト 第一生命経済研究所
Stefan Angrick ムーディーズ シニアエコノミスト
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第一生命経済研究所の主席エコノミスト。あしぎん総合研究所客員研究員、跡見学園女子大学非常勤講師を兼務。日本を代表する経済専門家として、賃金、インフレ、日本経済の長期見通しに関する著書を数々執筆。政府機関を含む複数の諮問団体の役員等を務め、日本経済研究センターへの出向経験も有する。早稲田大学理工学部工業経営学科卒、東京大学大学院経済学研究科修士課程修了。
ムーディーズ・アナリティックスのシニア・エコノミスト。東京を拠点に日本を含む北東アジアの経済情勢とその動向をモニタリング。また、アジア太平洋地域と世界経済の動向にも注視。マクロ経済の実証分析、時系列計量経済学、機械学習。加えて、APACエコノミストチームの気候モデリングとシナリオ作成を主導。
ムーディーズ・アナリティックス・ジャパン入社以前は、オックスフォード・エコノミクス、アジア開発銀行研究所、フィンランド銀行、慶応大学などで経済研究に携わる。ケンブリッジ経済学誌やInternational Journal of Central Banking誌をはじめ、数々の国際経済誌に論文が掲載されている。ドイツのライプチヒ大学卒業。在学中、中国の上海交通大学へ留学。日本の政策研究大学院大学で博士号を取得。