中国経済見通し:中国経済見通し: 勢いに陰り

英日同時通訳あり

本ウェビナーは終了しました。ご登録の上、録画版をご視聴ください。

Click to register for the on-demand.
Click to register for the on-demand.

中国の景気回復が正念場を迎えています。中国経済は今年初めに息を吹き返した後、その勢いは衰えています。小売売上の伸びは緩やかで、民間固定投資は後退し、製造業は手をこまねいており、物価は下落しています。さらに悪いことに、不動産市場の下落はとどまるところを知りません。


今後の行方は?

  • 中国当局は、低迷する経済を支えるために、景気刺激策を徐々に打ち出しています。電気自動車販売にかかる税金の減免や、改築を奨励するための資金援助、国内観光を促進するための優遇措置などが行われています。中国人民銀行も一連の主要貸出金利を引き下げることで支援しています。それでも、かつての中国の景気刺激策からはほど遠い内容となっています。
  • 家計も企業も慎重姿勢を続けており、支出の好転は数カ月先となることが示唆されています。
  • 国外の世界的な借入コストの上昇が輸出需要を押し下げ、国内経済の苦境に拍車をかけています。

これらすべてを踏まえ、当社は2023年の成長率見通しを下方修正しました。また、中国の景気循環を「回復」から「リスクあり」に引き下げ、中国が「5%前後」の成長目標を達成できない見込みであることを強調しています。


このウェビナーでは、中国の課題と2024年に向けた回復の基盤となり得る新たな兆しについて解説します。皆さまのご参加を心よりお待ちしております。


※英日同時通訳をご用意しております。

  • Speakers keyboard_arrow_down
    image
    Steve Cochrane Chief APAC Economist Moody's BIO
    image
    Katrina Ell Head of Asia Economics Moody's BIO
    image
    Harry Murphy Cruise Head of China and Australia Economics Moody's BIO
    image
    Sarah Tan Economist Moody's Analytics BIO
    image
    Heron Lim Economist Moody's Analytics BIO